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ナビスコ杯決勝へ川崎F105人総決起集会

川崎Fはフロント、スタッフら総勢105人で決起集会を開き、円陣を組んだ
川崎Fはフロント、スタッフら総勢105人で決起集会を開き、円陣を組んだ

 川崎Fが1日、チーム総出の決起集会を開き、ナビスコ杯優勝を誓った。監督、選手だけでなく、日ごろはグラウンド外で働くスタッフら全社員、後援会関係者など合計105人が、等々力競技場に集結。最後は全員で円陣を組み、初タイトル獲得へ向けて、意思統一を図った。G大阪も決戦に向けて、クラブ、サポーターを挙げての「験担ぎ大作戦」を敢行する。

 室内練習場で、105人が円になって肩を組んだ。直後、ゲーム主将のMF中村が叫ぶ。「ナビスコ杯決勝! みんなで1つになって、優勝するぞっ!」。「オー!!」。大拍手で盛り上がった。

 練習場と会社が離れているため、普段全員が集まることはない。この日は、年始を除けば初めて、全スタッフが集結した。社員の発案だった。アジア・チャンピオンズリーグで敗退し、「何かが足りない。もう1度、1つになろう。決起集会、やりましょう」との声が上がった。これに武田社長が同意して実現した。

 社員にとって、ナビスコ杯決勝はリベンジの舞台でもある。初タイトルに王手をかけた00年は、鹿島に敗れた。相手ゴール裏に比べて、川崎F側は空席が目立った。観衆2万6992人。今も残る国立での決勝史上最低記録を作ってしまった。

 7年前の決戦前夜、水色のポリ袋を1万枚用意し、かぶって応援できるように徹夜で細工した。「お願いです。これを持って、フロンターレ側に行ってください」と競技場の外で呼び掛けたが、反応は鈍かった。マーケティンググループの天野課長は「惨めな気持ちになった。僕らスタッフの力不足を感じました」。

 今回は違う。G大阪を上回る川崎Fサポーターが来場する。関塚監督は「1つになって戦いたい。そういう戦いを国立で見せられると信じています」とあいさつした。チームにかかわる人たちの心は、1つになった。【佐々木一郎】

[2007年11月2日9時11分 紙面から]

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