サッカー

ＪＦＬホンダＦＣ強い名古屋下す／天皇杯

名古屋に快勝し喜ぶホンダＦＣイレブン（共同）

＜天皇杯：ホンダＦＣ２－０名古屋＞◇５回戦◇８日◇松江

　今季ＪＦＬ５位のホンダＦＣが、２つカテゴリーが上のＪ１名古屋に２―０で勝利を収めた。３回戦でＪ２の東京Ｖ、４回戦でＪ１柏も撃破して、ＪＦＬチームとして初のＪリーグ勢３連破。石橋監督は「１００点のベストゲーム。決定機をよく決めてくれた」と選手たちをたたえた。

　各国のＡ代表経験者が７人いる名古屋に対し、ホンダＦＣは日本代表はもちろん、Ｊリーグ経験者もゼロのアマチュア集団。前半は防戦一方で名古屋の拙攻に助けられたが、徹底したカウンター作戦が後半に成功した。同２３分に土屋がワンタッチで送ったパスを、鈴木が左足でゴールに蹴り込んで先制。同２９分には新田が追加点を決めた。

　「自信にもなったし、このままの勢いで臨められればいい」と新田。準々決勝では鹿島と対戦する。「少ないタッチでプレーする。それをどこまで根をつめてできるか」と、石橋監督は対Ｊリーグ４連勝に戦略をめぐらせていた。

［2007年12月9日8時49分　紙面から］

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