18年W杯の開催地ロシアに入った日本が14日、ベースキャンプ地のカザンで初練習を行った。

 MF香川真司(29=ドルトムント)は12日の国際親善試合パラグアイ戦にトップ下でフル出場し、1得点1アシスト。さらに、もう1ゴールの起点にもなって4-2の逆転勝ちに貢献した。

 練習後、取材に応じ「パラグアイ戦の後はみんなで話しをしましたし、個人的にも映像も見た。いい試合はできたと思う」と納得。事前キャンプ地のオーストリアからの移動を挟んで、カザンの空気を吸い「非常にいい気候。ここから勝手に高まっていくと思う。今日、開幕しますし、テレビで試合(ロシア対サウジアラビア)を見るつもりですし、盛り上がってくるとは思う。ただ、自分の試合に集中できるように。僕らは(19日の)初戦コロンビア戦に向けて集中したい」と、高ぶる気持ちを抑えて冷静に話した。