サッカーワールドカップ(W杯)日本代表FW岡崎慎司(32=レスター)が、西野監督の信頼に応えるゴールを誓った。

 コロンビア戦を前日に控えた18日の練習はすべてこなしたという。練習後に取材対応し、「(初戦から出場する準備は)もちろん。それがなかったらメンバーに入っていないので」と力強く話した。

 パラグアイ戦後は別メニュー調整が続いており状態が不安視されていたが、西野監督は23人に入れることを決めた。

 「信頼してくれたことに対して、ここでへこたれるわけにはいけない。こんなところでおわるわけにはいかない」

 岡崎ははっきりとした口調で語った。違和感が残る両ふくらはぎに痛みが出た際は多少の不安も感じていたことを明かしつつ、「その心配もなくなった。毎日やるだけ」と腹をくくったように話した。

 コンディション面もあり、コロンビア戦はベンチスタートの可能性が高い。所属するレスターでも途中出場を数多く経験している岡崎は「途中から出ても、何がチームに必要か考えながら適応できることをやってきた。そこに不安はない」と頼もしい。

 「チームが苦しいときに自分みたいな選手が必要になると信じて。監督も含めて、信頼して(メンバーに)入れてくれた。それを発揮しないわけにはいかない」と、培ってきたすべてを代表にささげることを誓った。

 今大会で得点すれば、W杯で3大会連続ゴールとなる。「FWである以上、ゴールがチームの勝利につながるので。そこ(3大会連続)を目指さないFWはいない」。力のこもった瞳で語った。