日本対セネガルは後半に入り、さらに激しさを増した。その中、セネガルFWムバイエ・ニャンの“顔面攻撃”連発に、MF長谷部誠(34=フランクフルト)が鼻から流血し、DF昌子源(25=鹿島アントラーズ)が倒れるアクシデントに見舞われた。

 まずは10分、ペナルティーエリア手前でニャンと競り合った長谷部が、右ひじを顔面に当てられ昏倒(こんとう)。長谷部はタオルでぬぐっても、流れ落ちるほどの鼻血が出た。

 さらに同14分、ニャンの背後からプレスをかけた昌子が、アイアンクローばりに左手で顔面をつかまれ、ピッチに倒れ込んだ。ニャンはイエローカードを受けた。