ともに2連敗で1次リーグ敗退同士の対戦は、サウジアラビアが2-1でエジプトを下した。

 0-1の前半ロスタイムにMFファラジ(28=アルヒラル)が落ち着いてPKを決め、チーム大会初得点で同点とし、試合終了間際の後半ロスタイムにMFドサリ(26=ビリャレアル)がボレーシュートを決め、勝ち越した。サウジアラビアは初出場した94年以来24年ぶりとなる白星を挙げた。

 エジプトは、GKハダリが45歳161日でW杯初出場し、最年長出場記録を更新した。前半41分にはPKを見事に止めるなど、好セーブを連発。何度もピンチをしのぎ守護神ぶりを発揮したが、最後に力尽きた。大会屈指のストライカーFWサラー(25=リバプール)も前半22分、自陣からのロングパスを受け、前に飛び出してきた相手GKの頭上を越える技ありのループシュート。2戦連発で力をみせた。