FIFAランク14位のウルグアイが同70位で開催国のロシアを2-0で下し、A組1位突破を決めた。ともにここまで2連勝で決勝トーナメント進出を決めており、得失点差では開幕戦で5-0とサウジアラビアに大勝したロシアが5上回っていた。

 ウルグアイは前半10分にスアレスの2戦連発ゴールで先制する。ペナルティーエリア手前で得たFKを低い弾道でゴール右隅に蹴り込んだ。

 同16分にはロシアがCKから長身FWジュバが頭で合わせたが、これは決まらなかった。

 同23分にウルグアイに追加点。CKからのこぼれ球をラクサールがペナルティーエリアの外から左足を振り抜くと、相手に当たってコースが変わってゴール左隅に決まった(記録はチェリシャフのオウンゴール)。

 同35分、ロシアはDFスモリニコフが2回目の警告を受けて退場に。

 後半1分、ウルグアイはゴール正面でのFKをカバニが蹴ったが、壁にはね返された。

 ロシアは同15分に背番号10のスモロフを投入。ジュバをターゲットにゴールを狙うが、なかなかシュートに持ち込めない。

 同35分にウルグアイはスアレスとカバニの連係でゴール前に迫ったが、シュートには至らなかった。

 同45分、ウルグアイはカバニが今大会初ゴールとなる3点目を奪い、勝利を決定づけた。

 ウルグアイは守備も堅く、1次リーグ3戦無失点、GKムスレラはこの日が節目の代表100試合目だった。