英ロックグループ、ローリング・ストーンズのミック・ジャガー(74)が、準決勝のフランス-ベルギー戦をスタンド観戦した。

 大のサッカー好きとして知られるミックは、過去の大会でもスタンドの「常連」。8日にポーランドでストーンズの欧州ツアーを終えて駆けつけたとみられる。

 10年南アフリカ大会で応援するチームが次々と敗退し「ミックの呪い」と言われたが、前回の14年ブラジル大会ではさらにパワーアップ。カナリア色のユニホームを着た息子と準決勝でブラジルを応援すると、ドイツに1-7と屈辱的な大敗を喫した。メディアやファンが「呪いだ」と騒ぐと「1点目は俺のせいでもいいけど、あとの6点は知らない」と言ってのけた。

 今大会でも、3度目の優勝を目指すアルゼンチン代表のロシア入りのためにストーンズのプライベートジェットを貸した。しかし、そのアルゼンチンがベスト16で敗退するなど、パワーは衰えていない。準決勝のもう1試合は、イングランドを応援するはず。世界中のサッカーファンがその動向を気にしている。