元オランダ代表FWでバイエルン・ミュンヘンでも活躍、現在はフェイエノールトでFWコーチを務めているロイ・マカーイが、ビルト紙のインタビューでW杯ロシア大会におけるFWのパフォーマンスについて答えた。

 まず、フランス代表エムバペについて尋ねられると、「僕から見るとどちらかというとウイングの選手。でも何を語ればいい? 素晴らしい選手だよ。彼のプレーを見るのは楽しい」と称賛した。さらに「ベルギー代表ロメル・ルカクもよかった。雄牛のようだ」と続けた。

 1次リーグ敗退のドイツについては「前線が欠けていた。いいFWがいなかったんだ。クローゼのようなFWがドイツには足らなかった。ウェルナーはタレント性の高い選手だが、まだ時間が必要。これまでの大会だとミュラーを前線に置くこともできたけど、今回はいい状態ではなかった」と分析。

 「ワーグナーを連れていくべきだったか?」との質問には「彼はBミュンヘンでジョーカーの役割。代表チームでのレギュラーFWというわけではない。それよりも欠けていたのはサネだ。フレキシブルで、スピードと創造性を持っている彼が何かをもたらせたと思う」とした。