アルゼンチン代表からの引退を表明したFWリオネル・メッシ(29=バルセロナ)のワイルド化!? に拍車がかかってきた。

 準優勝に終わった南米選手権では「優勝するまでそらない」という験担ぎの意味も込めてヒゲを剃らなかった。

 そして今度はなんと頭髪を金色に染めてしまった。メッシのパートナーであるアントネラ・ロクーソさんがインスタグラム(https://www.instagram.com/antoroccuzzo88/)に写真を投稿。ソファでくつろぐメッシの髪はプラチナに近い色のブロンドに変わっていた。

 この写真のメッシを見ると、右腕と左すねにタトゥーがびっしりと描かれており、ピッチ上では優等生的なスターの、また違った一面を垣間見ることができる。

 その金髪について、アントネラさんのインスタグラムに寄せられたコメントの中には、なかなか厳しい意見も多い。

 いまだに剃っていないヒゲが茶色のままということもあり「頭髪とヒゲが別の色で格好悪い」「ヒゲを剃れ!」といったコメントや、単に「最悪だ」「オー・マイ・ゴッド」「実際ひどい」「ノー!」「どうしちゃったの?」といった声も聞こえてくる。

 そもそも写真が本物かどうか分からず、加工されたものの可能性もある。ただ、メッシが頭髪の色を変えたり、タトゥーを入れたりすることで、より日々を楽しく、精神的にリラックスして過ごせるのであれば、それは良いことなのだろうと思う。

 アルゼンチン代表でなかなか優勝ができないプレッシャーは相当なものだっただろう。筆者は、W杯ロシア大会までにはメッシが代表復帰すると見ているが、しばらくは「国のため」という重圧を捨て、ピッチ外ではオシャレを楽しみ、ピッチ内ではこれまで以上にサッカーを楽しんでほしいと思う。

 【千葉修宏】(ニッカンスポーツ・コム/サッカーコラム「海外サッカーよもやま話」)