香川真司が所属するドルトムントのピエール・エメリック・オバメヤンが、新たなゴールパフォーマンスの計画を練っているようだ。


 オバメヤンといえば、これまで重要な一戦で得点を決めた際に、“かぶりもの”をしてきたことで有名な選手。まだサンテティエンヌに所属していた2012年2月のレンヌ戦と、ドルトムント移籍後の2014年8月ドイツ・スーパーカップではスパイダーマンのお面を着用。そして2015年2月、宿敵シャルケとのルール・ダービーでは、前もってゴール付近に“ネタ”を隠しておき、オーバメヤンはバットマンのかぶりものを、マルコ・ロイスはその相棒であるロビンのお面をそれぞれ身に着けた。


 それから9カ月後、オバメヤンはまたしてもルール・ダービーでゴールを奪い、今度はバットマンのマークと「DO YOU REMENBER」の文字が書かれたTシャツをユニフォームの下に仕込んでおき、ゴール後にそれを得意げに披露している。


 さて、次は一体どんなパフォーマンスが飛び出すのか、ファンにとっては気になるところである。しかし、すでに彼の頭の中では構想が固まりつつあるようで、専門誌「スポーツビルト」に対し、こう話している。


 「何か新しいことを思いつくという作業は、これからだんだん難しくなっていくだろうね。もう今では誰もが、僕からバットマンをイメージしてくれるし、そのアイデンティティは簡単に手放したくない。けど、僕は今ポケモンGOに夢中でね。もしかしたら、そこから何か新しいアイディアが飛び出すかもしれないよ」


 同誌に話したことが事実であり、シャルケ戦でパフォーマンスをする傾向にあることも鑑みれば、オバメヤンとポケモンのコラボレーションは、早速10月末のダービーで見られるかもしれない。