世界的に大ヒットしているサッカーゲーム「FIFA19」の能力値に、ドイツの大衆紙「ビルト」がクレームをつけている。

「実際よりも低く見積もられている(ブンデスリーガの)トップ5」と題した同紙は、その記事の中で若手から中堅まで5人の選手について言及した。まず1人目は、今季序盤5試合で2得点3アシストを記録したヘルタ所属ジャバイロ・ディルロスンで、ビルト紙も「100ポイント満点でたった61ポイントしかない。特に低く評価されている選手だ」と納得のいかない様子。しかしその一方で「昨季はマンチェスター・シティーのリザーブチームでプレーし、この夏たった25万ユーロ(約3250万円)でベルリンに移籍してきたことが理由」とし、低評価に若干の理解も示した。

次にビルト紙が記したのは、ドルトムントで才能が開花しつつあるジェイドン・サンチョ。こちらはディルロスンほど低くはなく、100ポイント中72ポイントだったが、サンチョは第10節終了時で4得点6アシストと、チームがあげた全ゴールの3分の1に直接関与しており、ビルト紙の批判はごもっともだ。ただし同紙は「サンチョのポテンシャル数値は87ポイントあり、最も才能のある選手の1人だと(FIFA19に)評価された」と注釈もつけている。

この他にはレーバークーゼンのカイ・ハーバーツ(79ポイント)、シュツットガルトのベンジャミン・パバール(80ポイント)、ボルシアMGのトルガン・アザール(81ポイント)の名前も挙がっていたが、やはり彼ら5人もビルト紙と同じく「ポイントが低すぎる!」という気分なのだろうか。