マンチェスターU(イングランド)に挑戦するG大阪は15日、名古屋市内のプールで疲労回復のメニューをこなし、試合会場のある横浜へ移動。DF安田理大(20)は「ストップ・ザ・C・ロナウド」に燃えている。表情には闘志をみなぎらせ、「どんなんか見てみたいなと思うけど、それだけやったらあかん。勝つ気持ちでやりたい」と力強く言った。

 中盤右サイドから変幻自在のドリブルで突破してくるC・ロナウドを止めるのは、左サイドバックの安田の仕事だ。「マンUの中でも一番好きな選手」と公言し、海外のサッカー中継でも特に注目してきた。今年6月の欧州選手権でもポルトガル代表で活躍するC・ロナウドのプレーにくぎ付けになった。G大阪がACLで優勝し、対戦の可能性が出てきた時から「どんな感じになるんやろ…」とイメージを描いてきた。

 C・ロナウドは何度もボールをまたいで相手を幻惑する「またぎフェイント」を得意とする。ただ、受け身になってはやられるだけ。安田も同じフェイントが得意技だ。持ち味の攻めの姿勢で、逆に相手を守備に奔走させるほどの気概で立ち向かう。「アグレッシブに行けばチャンスはつくれると思う。全力を注ぎたい」。世界一の男を止めた上で、果敢に攻め上がる。左サイドの攻防で1歩も譲る気はない。【北村泰彦】