マンチェスターUのレジェンドであるポール・スコールズ氏(40)が、トットナムでゴールを量産するU-21イングランド代表FWハリー・ケイン(21)を称賛した。英デーリースター紙(電子版)が、スコールズ氏のコメントを伝えている。

 トットナムの下部組織で育ったケインは、今季から指揮を執るマウリシオ・ポチェッティーノ監督(42)の下で才能が開花。ここまで出場した公式戦37試合で24ゴールを記録しており、21歳ながらトットナムに欠かせない存在となっている。

 スコールズ氏はケインについて、「正直なところ、ケインには1つの際立った能力があるわけではない」と述べつつも、「それでも、(イングランド3部リーグからプレミアリーグまでの)異なるカテゴリでゴールを決め続けている」と得点力の高さを指摘した。

 さらに、「ファンニステルローイはGKの隙を突くのがうまかったが、ケインも同じ特徴を持っている」とコメント。マンチェスターU時代の同僚であり、オランダ、イングランド、スペインの各リーグと欧州チャンピオンズリーグで得点王になった経験のある元オランダ代表FWルート・ファンニステルローイ氏(38)を引き合いに出してケインを高く評価した。【超ワールドサッカー】