映画「グラディエーター」(00年公開)でアカデミー主演男優賞を受賞したことのある俳優のラッセル・クロウ(50)が、リーズ(イングランド2部)のオーナーに就任する可能性が浮上した。英ガーディアン紙(電子版)など複数メディアが報じている。

 以前から財政難にあえいでいたリーズは、オーナーを務めるマッシモ・チェリーノ氏が今月24日に辞任を表明したことで再び危機に晒されている。

 リーズサポーターとして知られるラッセルは、愛するクラブの危機に際し、買収の是非をツイッターのフォロワーに相談。

 すると、1人のフォロワーから「リーズを買ってほしい。助けを必要としている!!」と懇願され、同氏は「他の皆もこれがグッドアイデアだと思うかい?」と返答していた。

 同メディアによれば、ラッセルはリーズの買収に前向きになっているとのこと。さらに、リーズのサポーターグループもラッセルのオーナー就任を歓迎していると伝えている。

 リーズは、過去にリーグタイトルを3度獲得するなど古豪として知られているが、近年は慢性的な財政難に苦しめられており、一時は3部へと転落。現在は2部に昇格したものの、今季はリーグ戦で14位と苦しんでいる。【超ワールドサッカー】