ドルトムントとシャルケの「ルール・ダービー」が行われ、日本代表MF香川真司(25)の所属するドルトムントが快勝した。

 ドルトムントは、香川交代後に3点を挙げて4連勝を飾ったのは皮肉だが、デアベステン紙の評価1・5(1~6で1が最高)が、香川の好調ぶりを物語っていた。前半からオバメヤンやロイスに好パスを供給。前半16分にはゴール右に外れる惜しいシュートを放った。後半30分には左サイドで相手MFへガーを得意の高速ドリブルでぶっちぎった。「(チームとして)良いときのイメージがすごくあった。みんな戦えていた」と振り返り、「結果を求めてるんで(無得点は)やっぱり悔しいですけど、次の試合に集中したい」と意気込んだ。(鈴木智貴通信員)