ドイツ杯3回戦4試合が各地で行われ、日本代表MF香川真司(25)の所属するドルトムントは3部ディナモ・ドレスデンを下し、8強へ進出した。

 香川はトップ下で先発し、スパイクが脱げながらもプレーを続行するなど奮闘したが、無得点で後半22分に退いた。試合後は報道陣には対応せず、スタジアムを後にした。クロップ監督は「本当はもっと頭脳的な試合運びが出来たが、この(状態の悪い)芝生ではなかなか難しかった。だが90分間で2-0の勝利は完全にオーケーだ」と喜んだ。(鈴木智貴通信員)