MF田中亜土夢とFWハーフナー・マイクが所属するHJKヘルシンキが、ホームでラハティを2-0で下し、準決勝進出を決めた。

 田中は2アシスト、ハーフナーはデビュー戦ゴールを決める活躍だった。

 前半27分に相手DFが2枚目のイエローカードで退場となり、数的優位に立ったHJKヘルシンキは同38分、相手ボールを高い位置で強引に奪った田中が、ドリブルからスルーパス。これをペナルティーエリア左へ走り込んだMFゼネリが左足で流し込んで先制した。アシストの田中はシームメートから祝福され、笑顔でサムアップで応えた。

 さらに後半40分、左サイドからの浮き球に田中が反応。ペナルティーエリア奥左で飛び出してきた相手GKの鼻先で右足アウトでダイレクトで折り返し、これを同18分から交代出場していたハーフナーが無人のゴールに押し込んだ。ハーフナーは2日に移籍が発表されたばかりで、デビュー戦で見事にゴールを決めた。