日本代表MF香川真司(26)の所属するドルトムント(ドイツ)が敗退した。ホームでユベントス(イタリア)と対戦し、相手のアルゼンチン代表FWテベスに2ゴールを奪われるなど、敗れた。2戦合計1-5の惨敗で、香川は第1戦に続き出番がなかった。

 出番がなかったドルトムント香川は「今日は勘弁してください」とだけ話し、スタジアムを後にした。チームもまるで良いところがなかった。開始3分でテベスにミドルシュートを決められて意気消沈。その後も簡単にDFラインを攻略されて計3失点。ボール保持率で55%とリードしても、中央をがっちり固める相手守備の前に、得点のにおいもほとんどなかった。クロップ監督は「ユベントスのようなチームを相手に早い時間で失点するのは、起こり得る出来事の中で最悪のもの。我々は負けて当然だった」と肩を落としていた。(鈴木智貴通信員)