ドルトムントの日本代表MF香川真司(26)がうれしい今季2点目を挙げた。アウェーのハノーバー戦にトップ下で先発。1-1の後半12分に、ロイスの右からのパスをゴール正面に走り込みながら右足でゴールした。香川の得点はドルトムント復帰後、初出場となった昨年9月13日フライブルク戦以来。「結果がほしい」と言い続けてきた男の待ちに待った一撃だった。

 その4分後には左サイドから、右足外側で蹴って中央のFWオバメヤンに合わせる技ありアシスト。1得点1アシストの活躍で、前戦3月18日の欧州チャンピオンズリーグ・ユベントス戦で出番なしだったうっぷんを晴らし、チームを勝利に導いた。

 一方、MF清武弘嗣(25)DF酒井宏樹(24)の両日本代表が先発したハノーバーは、後半10分にMFビテンコートがイエローカード2枚で退場。10人で劣勢を強いられながら、清武がチーム2点目をアシストするなど反撃したが及ばなかった。