元日本代表監督で四国リーグFC今治のオーナーを務める岡田武史氏(58)が、日本の育成年代にプレーの「型」を教え込むことの必要性を訴えた。バルセロナなど、世界屈指の名門も育成組織では独自のプレーモデルなどを徹底して注入している。

 岡田氏はバルサの型、メソッドについて言及した。年々、多くの移籍が成立する世界的な名門において、時折「この選手がバルサに入って、大丈夫だろうか?」と思う選手もいるという。ただ、実際にピッチに立ってみると、なぜかうまくいくことがある。「何でだろう? と思ったけど、それがベース、型、メソッドなんだと。良い選手がいないとできないのではメソッドではないから」。バルサ流の奥深さを語った。