3連覇を目指すスペインは、ホームでウクライナを1-0で下した。

 前半28分、中央付近からのMFイニエスタ(バルセロナ)のパスをMFコケ(Aマドリード)がワンタッチではたき、走り込んだFWモラタ(ユベントス)が相手DFと競りながらも右足のチップキックでゴールネットを揺らし、これが決勝点となった。

 モラタは「難しい試合だったけど勝ち点3を手にした。こういう試合を戦い、しっかりと勝たないといけない。簡単だと多くの人が思ったかもしれない。一番大事なのは勝ち点3がスペインに残ったこと。全ての試合に勝ちにいかないといけない」と話した。

 デルボスケ監督は「後半リズムが落ちたことが後味を悪くした。だが、勝ち点3を獲得したことが大事なこと。前半は良かったし、チャンスを作った。モラタは仕事を果たしたし、得点をした。そのために起用した。コケの良いパスを上手く利用して決めてくれた」と話した。

 スペインは4勝1敗で勝ち点を12と伸ばし、単独2位となった。

 スロバキアはルクセンブルクを3-0で下し、5連勝で首位を守った。