予選が各地で行われ、G組のスウェーデンはアウェーでモルドバに勝利した。FWイブラヒモビッチ(パリサンジェルマン)が、相手GKのクリアボールを頭で決める“規格外”のゴールで勝利に貢献した。

 スウェーデン代表FWイブラヒモビッチが観客の度肝を抜くゴールを決めた。0-0の後半開始直後。モルドバがバックパスでGKにボールを戻したところを見逃さない。走ってプレッシャーをかけるとGKがキックミス。距離約5メートルからのボールを頭でとらえたシュートは、約15メートル離れたゴールにワンバウンドで吸い込まれた。数々の規格外のプレーで得点してきたイブラヒモビッチらしい1発にネット上では「プスカシュ賞(FIFA年間最優秀ゴール賞)決定」など称賛の声が相次いだ。試合終了間際にはPKを決めた頼れる主将は代表通算53得点とし、同国代表の最多得点記録をさらに更新した。