G組のモンテネグロ-ロシアは、観客が発煙筒を投げ入れるなどの騒動が収まらず、途中で打ち切られた。

 モンテネグロの首都ポドゴリツァにロシアを迎えた一戦は観客の妨害で試合を続けることができなかった。開始直後、サポーターが投げた発煙筒が後頭部を直撃してロシアGKアキンフェエフが倒れ、担架で運び出された。33分間の中断後に試合は再開されたが、サポーターの衝突で後半開始は18分遅れた。0-0の後半22分に再びサポーターが暴れ出したため主審は試合を中止とした。ロシア・サッカー連盟の発表によるとアキンフェエフは脳振とうと首のやけど。欧州連盟は処分を検討するという。