ドイツは危なげない試合運びでグルジアを下した。25日のオーストラリアとの親善試合から先発メンバーを7人入れ替え、新主将のMFシュバインシュタイガーら主力がプレーした。

 クロスやロングボールに頼らず、速く正確な連係で相手の堅守を崩した。レーウ監督は「ロイス、ゲッツェ、ミュラー、エジルの攻撃陣4人の連係が非常に良かった」と口元を緩めた。それでもポーランド、スコットランドなどと同じD組は混戦模様で、最終順位が得失点差での争いとなる可能性もある。同監督は「ここまで得点が少なすぎる。きょうも3、4点は欲しかった」と手綱を緩めなかった。