バルセロナの下部組織に所属しているMF久保建英(たけふさ、13)が日本へ帰国することが決まった。ムンド・デポルティボ紙など複数のスペインメディアによると、バルセロナはFIFA(国際サッカー連盟)から、18歳未満の外国人選手獲得や登録に違反があったとして、今夏まで移籍市場からの締め出しを命じられ、違反に該当するとみなされた9選手は公式戦に出場できていない。

 9人のうちの1人が久保で、同紙などによると公式戦への出場が1年以上出来ない上に、解決の糸口が見つからないことから帰国を決断。次は、以前、U-10に所属した川崎Fや東京、横浜、浦和などの下部組織が候補に挙がっている模様。27日にはチームメートに日本へ帰国することを伝えた。久保はフランス人のルイスに続く、2人目の退団者となる。