イングランドが終盤のゴールで追いつき、アウェーでイタリアと1-1で引き分けた。

 前半29分、右CKからのセカンドボールを左サイドからDFキエリーニ(ユベントス)がクロス。これをニアでFWペッレ(サウサンプトン)が頭を合わせてイタリアが先制。しかし、後半34分、ゴールやや右のペナルティーエリア外から、途中出場のMFタウンゼント(トットナム)が右足ミドルシュートでファーのサイドネットを豪快に揺らし、イングランドが追いついた。

 27日の欧州選手権予選リトアニア戦で代表デビュー弾を決めた、21歳のイングランドFWケーン(トットナム)はフル出場したが不発に終わった。しかし、ホジソン監督は「彼は良くやった。簡単な試合ではなかった。3人のタフで経験のあるディフェンダーと戦った。出来には満足以上のものがある」と話した。