ポルト(ポルトガル)が相手ディフェンスのミスを突き、ホームでBミュンヘン(ドイツ)に3-1で先勝した。

 ポルトは前半2分、最終ラインまで引いてパスを受けたMFシャビアロンソからFWマルティネスが強引にボールを奪い、ドリブルでペナルティーエリア内に進入。1対1となった相手GKノイアーに倒されてPKを獲得し、これをFWクアレスマが右足でゴール左へ突き刺して先制した。さらに同10分、トラップが大きくなった相手DFダンチからクアレスマがボールを奪い、ドリブルからGKノイアーとの1対1を冷静に右足で流し込んで2点目を奪った。

 前半28分にDFボアテングからのクロスをMFティアゴに決められて1点差となったが、後半20分、自陣からのDFサンドロのロングフィードがボアテングの頭上を越え、フリーで抜け出したマルティネスがGKノイアーをかわして左足で流し込み、再び2点差として逃げきった。

 ポルトのロペテギ監督は「我々は史上一番強いBミュンヘンと対峙している。ミュンヘンでも厳しい戦いが待っている」と気を引き締めた。

 第2戦は21日に行われる。