Rマドリードを率いるカルロ・アンチェロッティ監督(55)が、26日のセルタ戦で2ゴールを奪ったメキシコ代表FWハビエル・エルナンデス(26)を絶賛した。Rマドリードの公式サイトが伝えている。

 昨夏にマンチェスターUから期限付き移籍でRマドリードに加入したエルナンデス。しかし、ここまでのリーグ戦で先発出場3試合と、レギュラーの座をつかめていない。そのため、Rマドリードはエルナンデスの買い取りオプションを行使せず、シーズン終了後に同選手は退団するとみられている。

 しかし、フランス代表FWカリム・ベンゼマ(27)の負傷を受けて先発の機会を得たエルナンデスは、22日に行われた欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第2戦のAマドリード戦で値千金の決勝ゴールを記録。さらに、今回のセルタ戦ではチームの2点目と4点目をマークし、首位バルセロナを追走する2位Rマドリードの勝利に貢献した。

 エルナンデスの活躍にアンチェロッティ監督は「彼は今の期間を楽しんでいる。本当に良いね。この調子を維持すれば(クリスティアノ・)ロナルドや(カリム・)ベンゼマといった他の主力と同じく、代えのきかない選手になる」とコメント。同選手の活躍に満足感を示した。【超ワールドサッカー】