首位ユベントスがホームでフィオレンティナに3-2で逆転勝ちし、4連覇へ王手を懸けた。

 次節の5月3日のサンプドリア戦に引き分け以上で、4試合を残し優勝が決まる。勝ち点76のユベントスが引き分け、勝ち点62の2位ラツィオが勝てば、勝ち点が並ぶ可能性が残るが、直接対決で2勝のユベントスが優位に立つ。

 前半33分に先制されたユベントスは同36分、左サイドがFKをMFピルロがゴール前に上げ、FWジョレンテが頭を合わせて同点に追いつき、同ロスタイムにはDFエブラのアーリークロスをFWテベスが相手GKの頭上をふわりと越えるヘディングシュートを決めて勝ち越した。テベスは後半25分にもカウンターからMFマルキジオの縦パスで抜け出し、右足でファーのサイドネットを揺らしてダメ押しゴールを決めた。

 2位ラツィオはホームでパルマを4-0と下し、勝ち点を62としてこの日のユベントスの優勝を阻止した。パルマは2部降格が決定した。

 ローマはアウェーでサッスオロを3-0で破り勝ち点61で3位をキープしたが、優勝の可能性は消滅した。