4位ナポリがアウェーで下位のエンポリに2-4で敗れた。

 オウンゴールが3つも生まれる大乱戦となった。エンポリは前半8分、右サイドからのスローインをワンタッチパスでつなぎ、最後はFWマッカローネが右足で決めて先制すると、同43分には左サイドからのクロスは相手GKにはじかれたが、こぼれ球がナポリDFブリトスの頭を直撃してゴールに吸い込まれ、オウンゴールで2点目を奪った。さらに同ロスタイムにもゴール前のセカンドボールをFWサポナラが右足のジャンピングボレーを決めて前半を3-0で折り返した。

 後半に入り19分、ナポリはMFハムシクのシュートが相手GKに当たった後、DFラウリーニの体に当たってはね返って1点を返し、同36分には今後はエンポリが相手DFアルビオルのクリアミスでゴールネットを揺らし、連続オウンゴールで得点を奪い合った。

 同ロスタイムにハムシクが豪快な右足のミドルシュートを決めたが反撃もここまで。ナポリの連続不敗は5試合で止まり、勝ち点は56のまま。欧州CL圏の3位ローマとは5差と苦しい展開となった。エンポリは勝ち点を38とし14位タイに浮上した。