元イタリア代表FWアントニオ・ディナターレ(37=ウディネーゼ)が、3日に行われたセリエA第35節のベローナ戦でゴールを挙げ、元イタリア代表FWロベルト・バッジオ氏(48)超えを成し遂げた。スカイスポーツ・イタリアなどが伝えている。

 ディナターレは後半17分に巧みなヒールシュートで両チーム唯一となるゴールを奪取。セリエA通算206得点目を記録し、イタリアサッカー界のレジェンドであるバッジオ氏の205得点を抜いて歴代6位となった。

 ディナターレは「バッジオの記録を超えることができたのはとても名誉なこと。このゴールを本当にうれしく思っている」とコメント。偉大な記録の更新に喜びを見せた。

 また、今季終了後にはウディネーゼとの契約が満了し、今後の去就に注目が集まっているが、「自分の将来はこの場では話したくない」と発言。37歳のベテランFWは明言を避けた。ディナターレには米MLSやドバイのクラブが関心を示しているとうわさされている。【超ワールドサッカー】