日本代表FW本田圭佑(28)が所属するACミランは、アウェーでナポリに敗れ、3連敗を喫した。

 本田は右のFWで2試合連続で先発したが、何と開始42秒で相棒の右サイドバック、DFデシリョが一発退場。同国内で「セリエA史上最速」とも報じられた退場劇で、いきなり10人となると守備に追われ、後方からの攻め上がりも期待できない“二重苦”。存在感を発揮できず0-3で完敗した。

 試合後は報道陣に軽く頭を下げたがコメントせず引き揚げた。これでリーグ5試合勝ちがなく、来季欧州リーグに出場できる5位フィオレンティナとは残り4試合で勝ち点9差。4日付トゥット・スポルト紙には採点5点で「守備でプレーするが、クオリティーはゼロ」と書かれた。(ナポリ=波平千種通信員)