フランクフルトの長谷部誠は守備的MFでフル出場し、7試合ぶりの勝利に貢献した。

 高い集中力で相手の攻撃の芽を摘み、守備を統率する姿に円熟味を漂わせた。

 4戦連続ノーゴールと苦戦していたチームは、本拠での勝利で1部残留が確定。「きょうは点が取れてよかった」と笑顔を見せた。

 今季の長谷部はここまで、警告の累積で出場停止だった1試合を除く31試合全てに先発。ドイツでの7シーズン目で最も多い。

 「故障者が多いから」と謙遜しながらも「けがをしないよう、食事などでも気を使っている」と話した。