第2戦が行われ、ユベントス(イタリア)がRマドリード(スペイン)とアウェーで1-1で引き分けたが、2戦合計3-2で準優勝に終わった02-03年シーズ以来12季ぶりに決勝へ進んだ。Rマドリードの2連覇はならなかった。

 ホームでの第1戦を2-1で先勝していたユベントスだったが、前半23分、DFキエリーニがMFロドリゲスを倒してPKを献上。これをFWロナルドに決められ2戦合計で2-2とされ、アウェーゴールでリードを許した。しかし、後半12分、セットプレーからのセカンドボールをMFポグバが頭で折り返し、中央でFWモラタが胸トラップから左足で押し込んでアウェーゴールをゲット。第1戦に続くモラタの古巣へのきつい1発で2戦合計3-2とし、このまま逃げきった。

 殊勲のゴールを挙げたモラタは「決勝進出は大きな喜びだけど、そこで終わるわけにはいかない。自分たちは歴史を作らないといけない。大事なゴールを決めたが、感触はほろ苦い。マドリードのサポーターには感謝している。自分に本当に良くしてくれていた。今日のゴールは出来ることなら他のチームが良かった。だが、人生はそういうことがある」とコメントした。

 6月6日にベルリンで行われる決勝では、96年以来3度目の優勝を目指しバルセロナ(スペイン)と対戦する。