ドルトムントに所属する日本代表MF香川真司(26)が、不調だった今シーズンについて「もっとできると思っていた」と振り返った。14日付の独紙ビルトが報じた。

 海外移籍1年目は負傷で離脱があったがリーグ戦17試合で8得点、2シーズン目は31試合で13得点を記録。チームを2連覇に導いた。

 マンチェスターUから3季ぶりに復帰した今季は、残り2試合残っているものの、26試合に出場して4得点。チームも7位(32節終了時)と、4季連続で獲得していた欧州チャンピオンズリーグ出場権(4位以内)の獲得を逃した。

 香川は「チームにとっても僕自身にとっても難しいシーズンだった。自分のプレーには満足していない。もっとできると思っていたから」と今シーズンを振り返った。

 また、今季限りで退団するクロップ監督については「すごく感謝している。僕をブンデスリーガへと導いてくれた。最初から信頼してくれし、最初の2年間を楽しむことが出来た。マンチェスターUから戻してくれた。そのことには大きな感謝をしている」とコメント。

 今季、残りは3試合。31日にはウォルフスブルクとのドイツ杯決勝が残っている。「クロップ監督には相応しいお別れを送りたい」と優勝へ意欲を見せた。