MF香川真司(26)のドルトムントはアウェーで、30日のドイツ杯決勝でも対戦するウォルフスブルクに敗れた。香川はトップ下で後半25分まで出場した。

 トップ下で先発した香川は、フリーでボールを受けようと動いたが味方との連係が合わず、前半はボールタッチ数が19回と少なかった。後半開始直後にはFWオバメヤンにスルーパスを出す場面もあったが得点を演出できず、同25分にベンチへ退いた。香川は「なかなかボールが出てこない。シュートを選択するのはいいですけど、もう1個(パスを出して欲しい)という場面があった」と悔やんだ。(鈴木智貴通信員)