ユベントスがラツィオを延長戦の末、2-1で下し、94-95年シーズン以来20季ぶり10度目の優勝を飾った。

 FWモラタが出場停止のユベントスは、FWテベスとのコンビにFWジョレンテを配し、GKにはストラーリを起用。前半4分にセットプレーからDFラドゥにヘディングシュートを決められて先制されたが、同11分、右サイドからのMFピルロのFKをファーサイドでDFエブラが落とし、DFキエリーニが押し込んで同点に追いついた。

 その後スコアは動かず、試合は延長戦に突入。同前半7分、ピルロの縦パスでチャンスを作り、テベスが相手DFに阻まれたこぼれ球を、交代出場していたFWマトリが右足で押し込み、これが決勝ゴールとなった。

 スクデットに続き2冠を達成したユベントスは、09-10年シーズンのインテルミラノ以来の欧州CLとの3冠を目指し、6月6日にベルリンでバルセロナ(スペイン)と決勝を戦う。