今季終了後、有名監督の大移動が起きる可能性が出てきた。

 スペインのエル・パイス紙によると、バルセロナのルイスエンリケ監督(45)がチームを退団した場合、クラブはRマドリードのカルロ・アンチェロッティ監督(55)を後任候補として検討しているという。

 バルセロナの国際部門責任者はイタリア人のブライダ氏。86年~13年までACミランのGMを務め、アンチェロッティ監督とともにACミランで仕事をした経験がある。

 ブライダ氏は同監督のサッカー哲学、スター選手の実力を100%引き出す手腕を高く評価している。ただ今季限りでインザギ監督が去る可能性の高いACミランもアンチェロッティ監督の復帰をもくろんでいるという。

 また伊ガゼッタ・デロ・スポルト紙は、Rマドリードがアンチェロッティ監督の後任として、現ナポリのラファエル・ベニテス監督(55)を考えていると報じている。