ブラジルのルセフ大統領は27日、国際サッカー連盟(FIFA)の汚職事件について「必要なら(FIFAが開催する)全ての大会を捜査対象にすべきだ」と述べた。地元メディアが伝えた。ブラジルは昨年のW杯を開催した。

 ルセフ氏は訪問先のメキシコ市で「捜査は非常に重要だ。ブラジルのサッカーを傷つけるものでなく、ブラジルの利益になるだろう」と指摘。捜査がサッカーの発展につながるとの見方を示した。

 事件では、ブラジル・サッカー連盟のジョゼ・マリア・マリン前会長も逮捕された。