国際サッカー連盟(FIFA)が汚職事件で米司法省などの捜査を受けていることについて27日、アルゼンチンの元スター選手、マラドーナ氏は地元ラジオ局に「FIFAは俺のことを狂っていると言ったが、ありがたいことに真実が公になった。愉快だね」と語った。

 54歳のマラドーナ氏は「FIFAはサッカーが嫌いで、透明性も嫌いなんだ。うさんくさい契約やうそはもうたくさん」と現体制を痛烈に批判。次期会長選挙では5選を目指すブラッター会長の対抗馬となるヨルダンのアリ王子支持を強調した。