国際サッカー連盟(FIFA)は30日、臨時理事会で18年ロシア大会と22年カタール大会のW杯大陸別出場枠を発表し、昨年のブラジルW杯から変更はなく、日本のアジア枠は4・5枠を維持した。ブラジルW杯でアジア勢(日本、韓国、イラン、オーストラリア)は3分け9敗と、1勝も挙げることができずに4チームすべてが1次リーグで敗退。強豪国がひしめく南米と同じ出場枠数では多いという批判が出ていた。

 FIFA理事で日本協会の田嶋幸三副会長は出発時に「(現行の)4・5枠を死守。5枠に増やすぐらいの気持ちで臨まないと」と話していた。