バルセロナ(スペイン)がユベントス(イタリア)を下し、4季ぶり5度目の優勝した。

 ユベントスはクラブ史上初の3冠を逃した。主将のGKブフォンにとっては、06年W杯で優勝した縁起のいい会場。好セーブを連発してチームを勇気づけたが、及ばなかった。「僕ら全員が勝てると思った瞬間もあった。しかしサッカーは90分間。だから妥当な結果」と敗戦を受け入れた。

 06年に審判買収の不正が発覚して以降、欧州CL決勝に進出したのは、ACミランとインテルミラノによる2回だけ。敗れはしたが、アレグリ監督は「国中が盛り上がった」と胸を張った。