元イタリア代表でユベントスなどで活躍したアレッサンドロ・デルピエロ(40)が、現役を引退することを示唆した。

 17日の伊紙ガゼッタ・デロ・スポルトが報じた。

 16日にミラノで行われたジェネラリ銀行のイベントに出席したデルピエロは「欧州の2つのクラブからオファーがあったが、私のしたいプロジェクトではなかった」と現役引退を示唆。今後については「指導者の道を考え始めたんだ。夏にはアメリカで3つの青少年のスクールを開くんだ」と話した。

 また、欧州チャンピオンズリーグ決勝で古巣ユベントスがバルセロナに1-3で敗れた試合を振り「ベルリンまで行って観戦したよ。ピッチに降りて一緒にプレーしたかった。負けたけど、今季のユベントスは素晴らしかった」と後輩たちを称賛した。

 デルピエロは93年から12年までユベントスでプレー。その後はオーストラリアのシドニーFC、14年はインド・スーパーリーグのデリー・ディナモスで現役を続けていた。