かつてFW森本貴幸(現J2千葉)が在籍したカターニアのプルビレンティ会長ら7人が、八百長に関与したとして逮捕された。23日付のイタリア紙ガゼッタ・デロ・スポルトの電子版が報じた。

 今季セリエBに所属したカターニアの数試合に八百長があり、多額の金額が支払われたという。イタリアサッカー界は八百長や人種差別などたびたび起こっており、セリエBを統括するアボディ会長は「我々は信頼を回復するために毎日仕事をしている。この事件は確実に大きな痛手だ」と話した。カターニアは今季、降格プレーオフの18位から2ポイント差の15位で2部残留を果たしている。(西村明美通信員)