日本代表FW岡崎慎司(29)が、ブンデスリーガのマインツからプレミアリーグのレスターへ完全移籍することが26日(日本時間27日未明)発表された。関係者によると4年契約で、移籍金は推定1200万ユーロ(約17億円)。レスター市内にある本拠地キングパワー・スタジアムに足を踏み入れた岡崎は「ここに来られたことを本当に幸せに思う。プレミアでプレーすることは僕の夢。全力で頑張りたい」とクラブの公式ホームページでコメントした。

 新しい青いユニホームを身にまとい、ついに夢の舞台に立つ。26日にメディカルチェックを受け、契約書にサインし正式契約。タイ人オーナーのヴィチャイ・スリヴァッダナプラバ氏が急きょ訪問し、激励を受けたのは、期待の表れだった。ピアソン監督とも対面し、「自分のサッカーを楽しめと言ってくれた。そうしようと思うし、自分のベストを尽くしたい。大きなチャレンジだけど、自分ができるすべてのことを見せたい」と意気込んだ。

 昨季のレスターの試合はすべて映像で確認した。「プレミアはフィジカルが強いリーグで、個の力を持つタレントが多い。自分がここでどれだけ通用するのか楽しみ」。8月8日、ホームのサンダーランド戦でリーグ開幕を迎える。