移籍するマインツでFW武藤嘉紀(22)は、半年間限定でドイツ語の通訳が付くことになった。「半年で日常会話ができるようになるくらい、コミュニケーションをとっていきたい」と、限られた時間で語学を習得し“独り立ち”を余儀なくされた。すでに勉強はしているものの、相談したFW岡崎からは「ドイツ語はかなり難しいよ」と、警告のようなアドバイスを受けていた。

 実際に「かなり難しいですね…。ダンケシェーン(ありがとう)くらいは分かりますけど」と苦戦している。それでも、海外での活躍には必須条件ともいえる語学習得。「必死に覚えて、もうちょっと完璧になってから発揮したいですね」と、ピッチだけでなく机の上でも奮闘する。