ハンブルガーSVは1日、シュツットガルトの日本代表DF酒井高徳(24)を獲得することで両クラブと本人が合意したことを発表した。スポーツディレクターのバイヤースドルファー氏はツイッターに「合意に達した。(スイスの)合宿から合流してほしい。メディカルチェックがまだ残っている」と、獲得が最終段階まできていることを書き込んだ。

 18年までの3年契約で、移籍金は推定70万ユーロ(約9800万円)。酒井は、今週末にも欧州へ向かう予定。シュツットガルトで酒井を指導した経験のあるラバディア監督は「技術が高く、両足とも非常に能力が高い」と話した。

 酒井は11年12月にJ1新潟からシュツットガルトへの加入が決定。リーグ戦通算87試合に出場し、1得点を記録した。今季は18試合に出場したが、最後の9試合では出場機会がなかった。