マインツに加入した日本代表FW武藤嘉紀(22)が9日、入団会見を行った。

 -マインツやドイツの第一印象は

 武藤 ドイツの人々は、ホテルでもそうですけど、非常に親切だなという印象です。町もとても穏やかで、非常に住み心地がいい。

 -スーツの理由は

 武藤 これだけの方に来ていただいて、自分なりに誠意を見せたかったですし、新たな気持ちで臨むという意味もあります。

 -昨日の初練習で感じたことは

 武藤 日本とは違ってどこから足が出てくるか分からない。足の速い選手だったり、非常に球際に強い選手がいる。ドイツの屈強なDFと戦うにあたって、いろいろ学ばないといけない。体格的に他の選手が勝っているところがあるので、そこをどう打開していくか。体をどう使うか、フィジカル面での対応をしっかりとやっていかないといけない。

 -シュミット監督と戦術に関しての話などはした

 武藤 自分はたぶんサイドでプレーすると思いますが、そこで攻撃でも守備でもしっかり貢献して得点、アシストを増やしていきたい。

 -お手本にしている選手は誰かいる

 武藤 東京ではセンターFWをしていたんですけど、その時意識していたのはバルセロナのスアレス選手。攻守でハードワークをするところとか、確実にゴールを決めるところは自分が見習わなければいけない。

 -岡崎からアドバイスは

 武藤 岡崎選手からは『とにかく思い切ってプレーしろ』と言われました。それに尽きるかなと思います。

 -対戦してみたいチームや選手は

 武藤 どこと試合するのも初めての経験なので楽しみですけど、香川選手のいるドルトムント、Bミュンヘンという世界一流のチームなどですね。