バルセロナに所属するブラジル代表FWネイマール(23)が14日、東京・日本橋で行われた寝具メーカー「東京西川」のイベントに参加した。昨年に続き、2度目の単独来日となった。

 スペインリーグ、スペイン国王杯、欧州チャンピオンズリーグ(CL)の3冠に貢献した昨シーズンを振り返り「素晴らしいシーズンだった。たくさんの夢がかなったシーズンとなった」と喜んだ。

 バルセロナ移籍1年目の13-14年シーズンはリーグ戦26試合10得点。2シーズン目の昨季は33試合22得点。欧州チャンピオンズリーグ(CL)では10得点を挙げ、同僚のFWメッシ(アルゼンチン)、RマドリードFWロナルド(ポルトガル)とともに得点王に輝いた。2シーズン目の躍進に「1年目は学ぶ時期。チームに適応する時間だった。2年目は仲間とも仲良くなり、リラックスしてシーズンを迎えることができた。世界の名選手とプレーする幸運にも恵まれた。そういう要員があったから良いシーズンになった」と分析した。

 子どもたちとのミニゲームでは、1点も取らせない負けず嫌いな所も見せたが、ヒールリフトや頭でリフティングしながらドリブルするなどテクニックも披露した。子どもたちに「僕はプロ選手になるために諦めずに努力して、夢を追い続けていた。みんなも夢を追いかけて」と呼びかけた。

 今後はバルセロナの米国ツアーに参加。国際チャンピオンズ杯に出場予定。22日にLAギャラクシー(米国)、26日にマンチェスターU、29日にチェルシーと対戦。8月8日と14日にはスペインスーパー杯でビルバオと、同11日には欧州スーパー杯でセビリアと戦う。